3と4の間に横たわる巨大な溝

先日、2年以上連れ添ったiPhone3Gと別れた。3GSではない。3G。

 

これがスマートフォンとは名ばかりのトンマーフォンだった。アフォーフォンだった。駄目駄目フォンだった。

 

俺がガラパゴスだった2年もの間に、スマートフォンがこれほどまでにスマートに進化していたとは。サクサクフォンになっていたとは。

 

角っこがゆる~い丸型から、こんなにまで角ばっていたとは。

 

例えるなら

 

三輪車しか知らなかった人が、フェラーリ550バルケッタに乗ったような。

 

団扇しか知らなかった人が、エアコンの効いた部屋に連れてこられたような。

 

酒田一中しか知らなかった人が、宇宙を知ったような。

 

小池しか知らなかった人が、大池を知ったような。

 

川から水を汲んでいたが、水道を知った古代ローマ人のような。

 

そんな気分、高揚感に満ちた日々を過ごしています。

 

あぁぁ。Youtubeがこんなにも普通に見れるなんて。

 

タップするとこんなにも素早く反応するなんて。

 

スマートだ。スマートだぜ、アップル。

 

俺にスマートさをありがとうだぜ、ジョブズ。

 

3(G)と4(S)の間には、かくも巨大な溝が横たわっていたのです。

 

左の写真のうち、俺のiPhoneカバーはどれでしょう。というくだらない質問さえ、厚顔無恥に放つことができるほど、俺はiPhoneライフ、スマートライフを堪能しようと決めたのです。失われた2年を取り戻すのだ。俺の青春を返せ。バカーフォン。

 

俺のiPhoneカバーは右。マミー(ミイラ男)デザインのものです。怪奇好き・怪物好きとしては、見つけたときに見逃せませんでした。レゴブロックのカバーは国内では品切れのため断念しました。輸入買いも考えましたが、面倒くさいので。

 

左は手裏剣型マグネット。まるで壁に刺さっているように貼れるユーモアグッズです。