サプライズひずたけ

友だちが俺の誕生を祝ってくれると言うので、迷うことなく「ひずたけ」でご馳走してくれと言ったのであります。で、今夜。

 

お酒と料理が美味しいことは、もはや言わずもがなですが、ひずたけは器もイカス!行くたびに「これはなんて器ですか?」「どこのですか?」「何焼きですか?」と聞くのですが、覚えて帰ってきた試しがないという体たらく。今夜はメモしたぞ。一つ目の器だけだけど。

 

お祝いの呑み会、ということを知っていたのか?こういちさん。一番最初に出してくれたのが「ションズイ(祥瑞)」という器(景徳鎮のぐい飲み?)でした。おめでたい時の器だそうで、見ると「寿」かなんか書いてあって、角ばっている、これまたお酒が美味しく映える器。

 

たまらんすなぁ。ありがとうございます。

 

もう、俺、ここではお酒、自分で選ばないから。カウンターに座って「なんにします?」って聞かれるかどうかの時に「冷やでお奨めを下さい」ってのが通例になってきた。この俺だけのオープニングセレモニーがまた、たまらんす。

 

今夜は「正宗」と「雁木」でした。二人からは「よし、この客を喜ばしてやろう」という静かなホスピタリティ、職人魂が感じられて、惚れ惚れする。そしてほれ、この通り。ブログでも俺はついつい饒舌になってしまうというわけさ。

 

ともさんには「いつもたくさん召し上がっていただいて」って御礼を言われるけど、美味しいし、隅から隅まで食べたくなるから、どうしようもない。あれもこれも食べたくなるのだ。

 

関西では煮物を「炊いたん」って言いますが、俺、その言葉遣いが大好き。ひずたけメニューでは「炊き合わせ」。これが大好き。これと「混ぜ込みおにぎり」がマストメニュー。

 

今夜は炊き合わせを御代わりした上、「今度はつゆだくで!」と牛丼屋のようなオーダーをしてしまいました。だってー、露が激烈に美味しいんだもの。おにぎりの御代わりは無理言って包んでもらった。家族にもこの味を届けたいと思って。

 

気持ちよく呑んで食べて、最高の夜でした。ご馳走様でしたー

 

ってお店を出ようとしたら、と思ってたら、プレゼントに日本酒ももらった。

 

サプライズかよ。しゃらくせー!と思いつつも感謝感謝。超感謝。ありがとう。

 

お返しのプレゼントも、サプライズも、演出下手の俺だけど、お祝返しはまた今度な。