第6回 才紫・朝也二人会@新宿文化センター小ホール

才紫・朝也二人会@新宿文化センター小ホール

林家つる子:「手紙無筆」
春風亭朝也:「粗忽の釘」
桂 才 紫:「もう半分」
-仲入り-
桂 才 紫:「黄金の大黒」
春風亭朝也:「徂徠豆腐」


去年に2月に初めて行った「才紫・朝也二人会(主催が中央大学の落研。3人とも中央大学の落研)」の2014年版。楽しみに一年間待っていたのですよ。年に一度のお楽しみ。俺は中央大学とはまったく関係ありませんが。


つる子さん。去年は「元犬」だったのですよ。かわいらしくてぴったりだったので忘れもしません。「手紙無筆」は…。枕の振りと導入は上手かったけど、俺は「元犬」のほうが好き。

朝也さんは「粗忽の釘」をたっぷり。引越しが済んで八寸の瓦釘を打ち込むところからではなく、本寸法で。

才紫さん。「襲名披露興行のチケットを仲入りで売ります。妻と娘が売ります。人情に訴えてでも買ってほしいのです~」といった楽しい枕を振ってからネタだしの「もう半分」(冬の怪談噺)を。照明を落として、じっとりと。雲助師匠の「もう半分」を超えるまで、かけ続けてください。滑稽噺も人情噺も怪談噺もオールマイティに面白いなぁ、才紫さん。

仲入り。才紫さんの奥さんの所に行って、鈴本での披露興行券を購入。

仲入り後は才紫さんが「黄金の大黒」を。トリネタの前だけど、ごちそうの件はカットせずに本寸法でやってほしかったぁ~。

朝也さんの「徂徠豆腐」。ほろっとは来ましたよ。この噺、好きなので。でも、どうしても扇辰師匠のそれと比べてしまう。成長途中なのだろうなぁ。今後に期待。朝也さん自体は大好き。

来年の2月にも!行くぞ!才紫・朝也二人会