四の日昼席@巣鴨庚申塚スタジオフォー

四の日昼席@巣鴨庚申塚スタジオフォー

古今亭駒次:「生徒の作文(鉄道篇)」
古今亭文菊:「強情灸」
隅田川馬石:「崇徳院」
-仲入り-
桂才紫:「たらちね」
初音家左橋:「夢金」


雨から雪に変わりかけの巣鴨地蔵通り商店街。天気が天気だけに人はまばら。ただし、駅前のタモさん(田母神さん)の街頭演説の周りには人だかり。

スタジオフォーのご主人も今日は人が少ないと踏んだのでしょう。用意された椅子の数がいつもよりも少ない。でも結局、追加椅子出してきて、大入り満員になってましたけどね。恐るべし古今亭。恐るべし四の日昼席。

駒次さん。「生徒の作文(鉄道篇)」。面白いよなぁ。作文のパターンごとに扇子が違う様を(ウソかホントか)懐から何本もの扇子を取り出して見せて、客には大うけ。

文菊さんの「強情灸」は、こないだ「第25回湯島はなし亭 菊之丞・菊六・こみち勉強会」のネタ下ろしで聴いたばかりで。連続して通うと、こういうことは“落語会あるある”。致し方なし。ネタ下ろしが完璧に近いから、(こないだよりも上手くなってきてるな)なんて感じる余裕もなしに笑わされっぱなし。さすがの文菊さん。

馬石さんは「崇徳院」。池袋演芸場の夜席(馬石さん主任興行)、行きたくなっちゃった。

黒紋付きで登場。才紫さんは「たらちね」。さっきまで鈴本のお席亭やら落語協会幹部を交えた真打披露興行の「顔付け会議」なるものに出席していたらしい。それで黒紋付きなのね。納得。

トリの左橋師匠は、サゲまで夢であると客に悟らせず、緻密な描写力で語り通さなければならない難しい出し物「夢金」。ちょっとウトウトしちゃいましたけど…。

来月も来たいけど、どうかな。スケジュールが…