第三回コイコイ@神楽坂Artsalon香音里

第三回コイコイ@神楽坂Artsalon香音里

瀧川鯉八:「天才」
瀧川鯉○:「子ほめ」
-仲入り-
瀧川鯉○:「寄合酒」
瀧川鯉八:「暴れ牛奇譚」
アフタートーク:鯉○&鯉八

行って観たい会は山ほどあるが、時間は限られている。今夜はようやく、「第三回コイコイ@神楽坂Artsalon香音里」に行くことができた。春の嵐の中、風邪気味の中、予約キャンセルも少し考えたのだが、敢行して良かった。ただ、俺以外すべて女性客で、ちと落ち着かない雰囲気に。会場の雰囲気もシックなカフェだし。

鯉八さん。「二人とも短いネタなので、今日の会は65分くらいで終わりますよ。その頃は東西線は嵐の影響で止まっているかも知れません」などと30分近く、いろんな枕を。こういう自分の会で誰気兼ねすることもなく自由にしゃべる鯉八さんを観たくて、俺はやって来た。大変満足。

 

噺は「天才」。天才になりたい子供?が、天才育成塾的な、天才育成アカデミー的なところに行って、さまざまなアドバイスを受けて…というストーリー。久しぶりに聴いた鯉八さんだが、最近はこの手のわかりやすい噺を創っているのだろうか。


鯉○さんは「子ほめ」。ネタおろし。鯉昇一門の弟子は必ず「新聞記事」から教わるそうです。なので、噺の構成が似ている「子ほめ」はこれまで覚えてこなかったのだそうで。鯉○さんと言えば、先日の「一之輔・夢吉二人会@人形町・日本橋社会教育会館」での「馬大家」が忘れられません。その「馬大家」は、第二回のコイコイでおろした噺なんだとか。

仲入りを挟んで再び鯉○さん。今度は「寄合酒」。

 

トリは鯉八さんで十八番の「暴れ牛奇譚」。何度目だ「暴れ牛奇譚」。だが、何度聴いても笑える。「あだす?」はもちろん、他のセリフも頭に入っちゃっている始末だぜ俺。「天才」の時とは違って、堂々とした話しっぷりの鯉八さん。頼もしい。

 

で、終わり。お開き。と思いきや、アフタートークがはじまっちゃった。なんだかうれしい。

 

「鯉昇師匠が鯉○さんを褒めたよー」とか、「兄さんこそ、師匠に」みたいな、なんだこの鯉昇一門特有の「瀧川鯉昇大好きオーラ」。ふたりで、うふふ、あはは、しているイチャこきトークにも思えてきて素敵だ。俺だって喜ぶんだ。他の女性客たちも、さぞかし、このうふあはトークを楽しんだことだろう。

 

打ち上げにも行きたかったが、体調が万全ではない上に、明日は朝早くから仕事なので。ここで退散。鯉八さんたちも女性たちと楽しく飲む方がよろしかろう。

 

次回は、アフタートーク後に、みんなの前で決定。4/16(水)に「第四回コイコイ」。今回とちがって、松之丞さんの会と被らなくてよかった。被ってたら、「他の日に変えてくれませんかー」って言おうと思っていたので。