平成26年度・第49回 東京亀城会 年次総会・懇親会
今日は、大手町サンケイプラザ3Fホールで平成26年度・第49回 東京亀城会 年次総会・懇親会。本年度執行回は第39回卒、49回卒、59回卒、69回卒。おととしに続いて、今年も参加。
下は上京したて18歳の後輩から、上は70歳代の超ド先輩まで。いろいろな人たちと、多世代間交流。芋虫だった女子は蝶になり、男子は白い蛾(白髪)になり、頭髪が薄くなり。時間を感じるわぁ~。
砂粒数粒ほどしか持ち合わせていない、ありったけのコミュニケーション能力を掻き集め、いろんな人たちに挨拶&名刺交換。
仕事での人脈づくりになればという思いももちろんあるが、第一は同じ高校を卒業した酒田っ子として、酒田東校のため、ひいては酒田市発展に少しでも貢献したいという思いからだ。
これまで、そして現在も、支えて下さっている諸先輩たちには頭が下がるが、マーケティングに携わっている者としては、一言も二言もモノ申さねばなるまい。
ひとつは、俺たち世代前後も含めた、50代・40代・30代・20代の出席率が悪い。60代・70代・80代に比べるとまだまだだ。
運営幹事会の皆さんが一生懸命なのはわかるが、そもそもの「会執行の目的」を改めて明確にする必要があるだろう。なんのための、誰のための会なのか?
その目的をはっきりさせた後は具体的な改善策だ。改善すべき点は山ほどある。
地元を離れ東京に住む酒田生まれの人間たちが欲するモノとは?欲するコトとは?
懐かしの郷土料理、懐かしの写真、懐かしの行事など。まずひとつの方向性は「懐かしい」だ。
次に、多世代間コミュニケーション。イベント経験値から言って、人は放っておいたら話はしない。会話は弾まない。性善説によるイベント盛り上げは期待してはいけないのだ。
多世代間コミュニケーションが促進するような、あるいは同世代間コミュニケーションが弾むような、仕掛けを埋め込む必要もある。
無論、大前提として、1人でも多くの卒業生に出席してもらうための戦略は欠かせない。費用しかり、時間帯しかり、回の内容しかり。
今後の運営方法も、旧態然とした「募金依存」の骨子では、もう後がないだろう。広告収入モデルに頼って廃刊に追い込まれるダメな雑誌を見ているようだ。
ここでも性善説を採用してはいけない。人の善意は大切だし、善意が生まれるような環境づくりも大切だ。だが、世間はそんなに甘くないのだ。善意の募金には頼れない。
では、どうするか。
ビジネスするのだ。運営だよ、運営。信託だよ、信託。
もっとビジネスモデルという視点、事業と言う視点を持ち、自ら収入を産み出すような仕組み、システム。事業体として生まれ変わる必要があるだろう。
それは地方自治体、大学、高校にも言えることだ。
大事なことなので、再度言う。
もっとビジネスモデルという視点、事業と言う視点を持ち、自ら収入を産み出すような仕組み、システム。事業体として生まれ変わる必要があるだろう。
ま、それはともかく。いろんな世代の人たちと出会え、酒を飲み、次につながりそうな状況づくりになったことは本当に良かった。ありがとう、みんな。これからもよろしくお願いします。
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