ベネッセの情報漏洩事件で思うこと

ベネッセコーポレーションは、同社の通信教育サービス「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」「東大・京大特講」などに関する顧客情報約760万件について、2014年7月9日、外部に漏洩したことを確認したと発表しました。

ベネッセの顧客情報管理が甘い!と思う当然の感情の一方で、マーケティングを考える方としては、(ああぁ、今回の事件は間違いなく日本の「ビッグデータ・マーケティング」に影響を及ぼすだろうな)とも感じたわけです。

ビッグデータ・マーケティング:この世に散らばるデータを集積し、企業のマーケティング戦略に活かそうという動き。

最近のマーケティングトレンド用語です。

顧客から吸い上げた情報もこの“ビッグデータ”のひとつですから、これでお客さんは(情報を提供する・入力するのは怖い)と感じた事でしょう。

★マーケティングの視点★
「これからはビッグデータ・マーケティングだ!」と叫ぶ企業は多い。でも、どうやって集めて、どうやって活用すればよいかをわかっている企業は少ない。日頃から「ブランディング」を考えている企業にとっては容易いことでしょうがね。