入船亭扇遊・古今亭文菊二人会『古典でござる』
入船亭ゆう京:「堀之内」
入船亭扇遊:「ちりとてちん」
古今亭文菊:「船徳」
-仲入り-
古今亭文菊:「猿後家」
入船亭扇遊:「妾馬」
先輩の招待を受け、最左翼で観戦。最前列はいいが首が痛くなった。お二人の噺を聞いて腹も痛くなった(ちとオーバー表現)。
入船亭ゆう京:「堀之内」
入船亭扇遊:「ちりとてちん」
古今亭文菊:「船徳」
-仲入り-
古今亭文菊:「猿後家」
入船亭扇遊:「妾馬」
ゆう京さん。前にどこで見たんだっけ。思い出せない。「堀之内」。
扇遊師匠は、いつものお天気おねえさんの枕などから「ちりとてちん」へ。超良かった。
鯛の刺身と鰻の蒲焼とで、喰い方がちゃんと違ってて、(流石は扇遊師匠!)と関心仕切り。当然、美味そうに食うし。「世の中に、○○という美味しいものがあるとは聞いていましたがー」の件を連呼されると、もう、こっちも腹が減ってきて腹が減ってきて。「ちりとてちん」の酷さもしっかりと。いいわぁ扇遊師匠。
文菊さんは「船徳」。この「船徳」が馬鹿に良かった。文菊さんにしては大熱演(汗は見えなかったけど)。
前半の件にまずひと笑い。親方に呼ばれた若い衆が、親方に小言を言われると思い、いろんなしくじりを告白しながら謝る。が、すべて初耳だと言われて…。文菊親方は優しい親方(なんとなく圓菊師匠を思い浮かべてしまった)だが、若い衆の威勢がいいのでおかしいおかしい。
若旦那の徳兵衛が漕ぎ手になる後半。こちらもドッカンドッカン(途中、俺自身が舟を漕いでしまったのだが。コックリコックリ)。
二席目の文菊さん。「熱演しすぎて疲れたから軽く」と「猿後家」。女形をやらせると、また別の光が見えるなぁ。すごい感性の人。古今亭文菊。
トリの扇遊師匠は「妾馬」。「八五郎出世」の件まで。扇遊師匠の本寸法を聴いて見たいなぁ。泣くかもな。
帰りは、(月島に来た以上は!)ってんでもんじゃ焼き屋で一杯。ご馳走様でした。
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