2014年8月23日のニュース。これがおもしろかった。興味深かった。
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内閣府が23日付で発表した「国民生活に関する世論調査」によると、日常生活で悩みや不安を「感じる」と答えた人は66.7%で、そのうちの57.9%が具体的な内容として「老後の生活設計」を挙げた。昨年の前回調査と比べて2.6ポイント増で、1992年に同じ質問を始めてから過去最高の数字となった。年金制度や景気の先行きへの不透明感が背景にありそうだ。
ほかの悩みや不安は「自分の健康」(49.7%)、「家族の健康」(41.9%)、「今後の収入や資産の見通し」(41.0%)が続いた。「現在の収入や資産」は35.2%で、増加幅は設問中で最も大きかった。
ソース(東京新聞・共同通信)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082301001534.html
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政治家は言わないだけで、実際は制度崩壊しているのだし、金なんていくらあっても(金がないという)不安は解消されないのだ。
不安だと答えた人の気持ちもわかるが、逆に聴きたい。「いったい、いくら持ってれば(金がないという)不安は解消されるのか?」と。
俺だってお金は欲しい。でも。でも、だ。「お金がない!お金がないと不安だ!」という気持ちを抱えて生きるよりも、「生き方に不安を持たないようにする」「不安は抱えつつも、それと共存できる生き方」をしたいなぁと心から思ったのでした。だからこそ、「豊かさ」って大切なんだよね。
★マーケティングの視点★
「不安」「不平」「不満」は、マーケティング戦略の種(シーズ)です。不満と不安と不信を社会と共有する企業が生き残る。なお、「共有=コミュニケーション」であるが、「コミュニケーター化=コンシェルジュ(という職種を人員配置する)」ということではないのだ。
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