まち(地域)の「産業連関構造を変える」ことこそが自立ある持続可能な地域経済を作り上げる基礎になるという信念と、各地で取り組んできた経験を自信として、その具体的な「地域経済構造分析」のやり方を説明。これまでの地域経済の解説書や教科書、研究書にも書かれていないオリジナルな考えや分析手法が含まれている。
というのが、今読んでいる、読みこんでいるこの本、「まちづくり構造改革―地域経済構造をデザインする」。
まちづくりや地域振興策を考えるとき、何を見て、どのように分析し、それをいかに活かしていくのかを、大変分かりやすく、丁寧に解説された活用度の高い一冊です。単なる分析だけで終わってなくて、これから「まちをどうにかして活性化させたい!」と思っている者にとっての実践書として素晴らしい。
これを年内に読み終えて、年末年始休暇に酒田市の数的データをまとめあげ、2015年には実行動に移そうというのが俺の計画。
★マーケティングの視点★
これまで避けてきた「数字」の重要性と必要性を痛感しつつ、「想い」だけではなく「数的説得力」をもって、「まち」を刺激しよう・動かそうと思っている次第。広告やポスターをつくったり、洋服をつくったりするのだけが「デザイン」ではないのだよ。なにかをカタチづくること、それらすべてが「デザイン」なのだ。
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