新しいHDDレコーダー

時代遅れのプラズマテレビがイカれて、押し入れで眠っていた(以前事務所で使っていた)格安レグザ(液晶テレビ。最小機能しか搭載していない)を引っ張り出して設置したところ、時代遅れのDVDレコーダー(チューナー非搭載タイプ)がポンコツと化してしまった。ポンコツがポンコツを浮き彫りにさせた形だ。ポンコツのドミノ倒し。おーのーれーー!この年の瀬に!

てことで、我が家もついにブルーレイ・DVDレコーダーに乗り換えることになった。これが11月のデキゴト。

当然今ごろになって買うのだからして、値段はスーパーこなれて来ている。選び放題だ。数々の先人たちがブルーレイ・DVDレコーダーを買い倒してくれ、人柱になってきてくれたおかげだ。10数年前、流行の先端を行って(今時代遅れの)プラズマテレビを買った時とは真逆だ。大違いだ。家電製品の人柱は尊い。

で、このブルーレイ・DVDレコーダーだが、ブルーレイはまずどうでもよく、DVDレコーダーとしてとにかく優れている。格安最下位機種でもあるにも関わらずだ。驚きの連続。どんだけ、今までDVDレコーダー的原始時代を過ごしていたのだ我が家は!といろんな意味でみんなで泣けてくる始末。

まず、サイズ。薄い!薄すぎる!古い機種の半分以下の薄さ。液晶テレビの下にも置けるくらい。横幅がもっとないといいけど、ま、ここは薄さだけで驚嘆。

次にダブルチューナー。上位機種はトリプルチューナーとか、4チューナーとか、もはや(絶対に年に数回あるかないかだろ!4番組同時録画に迫られる機会なんて!)というコスパを考えると過剰にしか見えない機能進化だが、うちはダブルで充分。これがえらく重宝している。録りまくりだ。

3つめは賢い。「スマート」とはこういう事を言うのだろう。石器時代のDVDレコーダーから比べると、反応がすごく良いし、番組録画もワンタッチ!これまでの縄文式DVDレコーダーと比べるとこちらの面でも涙を禁じ得ない。録りまくりだ。

録画量も半端ない。5倍モードで録ると200余時間だ。これまでの竹やりDVDレコーダーでは、「お父さん、もう録画できないから落語番組、消してよ!」という家庭内紛争が絶えなかったのだが、それが消えた。我が家に平和が!当然、5倍モードで録っても画像の質が汚い観にくいということは、まーーーーーーったくない。そん色なし。はじめからこれをノーマルモードを謳っても良いのでは?と思うくらいだ。録りまくりだ。

無論、録りまくりに録り貯めた番組は、なんと番組ごとに「まとめ」て保管されている。勝手に!自動で!無断で!

このウルトラ便利機能を知らなかった我が家では「なんだよ!2週目の吉本新喜劇が録れてないじゃないか!」「こないだのアメトーーーークが消えてる」と大騒ぎになったことは機密事項だ。同じタイトル・番組ごとかってに同じフォルダーに入っているのだ。ふははははは。何が何でも時系列に並んでおかれていたジュラ紀のDVDレコーダーとはここも大違いだ。

三畳紀(トリアス紀)のプラズマテレビが壊れたことに端を発するが、とにかくこうして1億6500万年もの間続いた白亜紀的電化恐竜時代は幕を下ろしたのである。未来型DVDレコーダーを中心として、我が家に新時代が築き上げられていく。ビバ!最新家電!ビバ!価格ドットコム!

★マーケティングの視点★

「もはや価格ドットコムの時代は終わった」という輩もいるが、まだまだどうして。比較検討購入できるのは、とてもありがたい。