久しぶりの、柳家小太郎さんの勉強会「とうとう独り」@落語協会2階
柳家小太郎:「普段の袴」
柳家小太郎:「お見立て」
―仲入り―
柳家小太郎:「百物語」
「普段の袴」。前半は笑いナシ。八五郎が火を落とした辺りから爆笑コーススタート。煙草の葉を忘れてきているので、袂屑をかき集めて、詰める辺りから畳み掛けるように。
鳩のように泣く杢兵衛大尽が楽しい「お見立て」。
「もう夏みたいになってきましたので」と言うことで小太郎さん得意の怪談系へ。室内はスポットライトだけを残して全部消灯。お噺スタート。事故物件の「ドア、どんどん!」話を皮切りに、室内での「暗闇スマホ赤外線顔認識」話と、ガチの恐怖エピソード。笑い一切なし。その後、「学校二人で肝試し。校門に集合して4階のピアノ室まで行く。ところが途中で携帯電話が鳴って」話に、「校舎の普段使わない女子トイレに入っていたら」話。途中、くすぐりは入るものの、こらこらこら!ガチで客を震え上がらすんじゃないよ!な流れに。サゲも良いですね。カタルシスを感じつつ終幕。
とってもよい3席でした。面白怖くて最高!超大満足。久しぶりに聞きましたけど、ますます出てきた安定感。ざらざらっとした感じが大好きです。小太郎さんも、確実に売れっ子に成りますね。
ところで、この勉強会。毎月土曜 だと有り難いんだけどなぁ。日曜夜だと足が遠のいてしまって…