人形町「田酔」。からの梯子酒。

喜多八師匠を偲んで呑もう!ということに俺は勝手に思っており、グルメ先輩に誘われるままに人形町の日本酒主体の和食屋「田酔(でんすい)」へ。

入店が遅かったせいもあり、もっとも食べたかった「ゴールドラッシュ(極甘とうもろこし)のかき揚げ」は品切れ。ぐぬぬぬぬぬぬ。

何は無くても、舌で鼓をぽんぽん打ち鳴らしつつ、「田酔」を満喫。こりゃたまらん。

店を出るとカレーのよい香り。先輩の「よし、カレーを喰おう!」の一言で匂いのする居酒屋に入るもカレーなし。壁には「カツのカレーがけ」の文字。これだ!と注文し、ちゃっちゃと呑んで退転。不退転の決意。お店の女性がやさしくてグッド。

駅まで歩くと鮨の看板。先輩の「よし、鮨を喰おう!」の一言で入店。しばらく食べていると、さっき俺たちを見送ってくれたお店の女性がやってきた。聞くと姉妹店だという。お通しサービスしてもらっちゃった。なんか楽しい。

結局泥酔し、終電で帰宅。もう少しでタクる羽目になるところだった。久しぶりの梯子酒。美味しい夜はこうして幕を閉じたのでした。