第35回 立川談笑一門会@吉祥寺・武蔵野公会堂
立川笑坊:「花色木綿」
立川談笑:「堀の内」※仲トリ
―仲入り―
立川吉笑:「道灌」
立川笑二:「仲順大主」※トリ
初めて聞く笑坊さん。面白そうな人柄。でも、お客さん置いてきぼり。前座さんですもんね。がんばれ!次に上がった談笑師匠からも応援コメントが。がんばれ!
仲トリの談笑師匠は、談志イズムの継承者として“現代”がいっぱい混ぜ込まれた楽しい「堀の内」。師匠の粗忽噺は大好物。石立鉄男から、おそ松さん(推しメン)から、談志邸に入った泥棒の話から、泥棒に間違えられたマグナムさんの話から。談笑師匠の好奇心の守備範囲はものすごく広大。だから、誰とも違うユニークな新作・改作が作れるのだろう。
吉笑さん。危険な香りは談笑イズムの継承者たる由縁。他では言えない危ないマクラたっぷりから、古典で「道灌」。ただなぁ、もんのすごい個性と知性と面白さはあるんだけど、早口と滑舌の問題で、明瞭に聞き取れないところがたくさんあって…。もったいないよなぁ。うーん、もったいない。客に聞いてもらって何ぼだからなぁ…。うーむ。超面白いのに。
トリは笑二さんで「仲順大主」。沖縄の昔話に題材にした、「片棒」要素も感じる新作。俺は「ずっと見てた」のほうが好きだなぁ。
次回は
談笑:「猿のゆめ」
吉笑:「一人相撲」
笑二:「ずっと見てた」
笑ん:「真田小僧」
うーむ、どれも聞きたいネタばかりだ。行きたい!