日本演芸若手研精会@第423回長月講演

喫茶店「集」@五反田で打ち合わせした午後。夜は、日本演芸若手研鑽会@水天宮前・日本橋劇場へ。柳亭こみちさん主任の回。

 

 

柳家小はぜ:「狸の鯉」

古今亭志ん吉:「七段目」

柳亭市童:「壺算」

桂宮治:「饅頭怖い」

―お仲入り―

春風亭正太郎:「棒鱈」

柳亭こみち:「唐茄子屋政談」

 

 

開口一番は柳家小はぜさんで「狸の鯉」。小はぜさんを聞くのは初めてかな?二度目かな?どちらにしても、今日一番の収穫は小はぜさん。柳家はん治師匠のお弟子さん。上手かったなぁ。めちゃくちゃしっかりしてる。ただ真面目なだけじゃなく、面白み・可笑しみもある。聞かせるし。この人は期待大。

 

久しぶりの志ん吉さんは、これまでとは違って見えた。以前よりもわざとらしさが消えた。どうしても、市馬師匠の「七段目」と比べてしまう。いかんいかん。

 

宮治さんの「饅頭怖い」は相変わらずの。てっちゃんがおかまになるパターン。

 

正太郎さんはマクラで昨日の「謝楽祭」での似顔絵ブースのことを。天どん先生、相変わらず。

 

お目当てのこみちさんは、真打昇進の報告から。聞かせるなぁ、「唐茄子屋政談」。これから始まる真打昇進ストーリーに向けての、よいプロローグだったと思う今夜。この中ではやはり、こみちさんは別格だ。自分の、自身での鍛え方が違う。笑二さんと同じ匂いがする。

 

帰りは連れと、本日開店というお店へ。口開けだー。良い酔い。