喫茶店「集」@五反田で打ち合わせした午後。夜は、日本演芸若手研鑽会@水天宮前・日本橋劇場へ。柳亭こみちさん主任の回。
柳家小はぜ:「狸の鯉」
古今亭志ん吉:「七段目」
柳亭市童:「壺算」
桂宮治:「饅頭怖い」
―お仲入り―
春風亭正太郎:「棒鱈」
柳亭こみち:「唐茄子屋政談」
開口一番は柳家小はぜさんで「狸の鯉」。小はぜさんを聞くのは初めてかな?二度目かな?どちらにしても、今日一番の収穫は小はぜさん。柳家はん治師匠のお弟子さん。上手かったなぁ。めちゃくちゃしっかりしてる。ただ真面目なだけじゃなく、面白み・可笑しみもある。聞かせるし。この人は期待大。
久しぶりの志ん吉さんは、これまでとは違って見えた。以前よりもわざとらしさが消えた。どうしても、市馬師匠の「七段目」と比べてしまう。いかんいかん。
宮治さんの「饅頭怖い」は相変わらずの。てっちゃんがおかまになるパターン。
正太郎さんはマクラで昨日の「謝楽祭」での似顔絵ブースのことを。天どん先生、相変わらず。
お目当てのこみちさんは、真打昇進の報告から。聞かせるなぁ、「唐茄子屋政談」。これから始まる真打昇進ストーリーに向けての、よいプロローグだったと思う今夜。この中ではやはり、こみちさんは別格だ。自分の、自身での鍛え方が違う。笑二さんと同じ匂いがする。
帰りは連れと、本日開店というお店へ。口開けだー。良い酔い。