グリーンホール寄席 柳亭こみち・立川笑二二人会
オープニング立ちトーク
立川笑二:「道具屋」
柳亭こみち:「姫と鴨」
―仲入り―
柳亭こみち:「紙くず屋」
立川笑二:「景清」
落語会の前の腹ごしらえと言えば、そうです。てんぷらと蕎麦です。最近の俺の傾向。懐かしの高円寺(昔8年間?住んでいた)で降りて、腹ごしらえして環七を北上。これまた懐かしの大和町を過ぎて北上。初めてのグリーンホール寄席。大好きな二人がそろう二人会。必聴体制。
ぎこちない二人の(笑)オープニング立ちトーク。笑二さんの若年寄っぽさ(鼻につかないうさんくさくなくていい)とか、母と落語家の両立話とか。
まずは笑二さんの「道具屋」。こんなに笑える「道具屋」もないでしょう。さすがは落語の鬼です。隣の先輩道具屋を「成功者」として馬鹿にするところなんて、さすがのアレンジ力です。
運動会終わりで駆け付けたこみちさんはお得意の新作古典「姫と鴨」。ちと、お疲れ気味だった印象。
仲入り後のこみちさんは「紙くず屋」。声がいい、口調がいい。言い立てや歌の部分は聞いていて惚れ惚れします。きれいな美しい落語。正統派ここにあり。ひとりきちがいのネタだけど、美しいきちがい。
笑二さんはトリネタに「景清」。待ってました!聞きたかったのー。
笑えるだけの笑二落語しか体験してこなかったので、「景清」を聞いてドキドキ、ヒリヒリした気持ちになりました。目元をぬぐってる人たくさんいたなあ。すごいや、笑二さん。着々と階段を上っている。