第二十三回 さん若-ばっきゃの会
柳家さん若:「堀の内」
柳家さん若:「馬の田楽」
―仲入り―
柳家さん若:「火事息子」
やっと来れた!さん若さんの定例会、ばっきゃの会。1年ぶりくらい?
一席目は「堀の内」。さん若さんは苦手な種の噺なのかもしれない。なんか苦しそうだった。
二席目は登場人物すべてが可笑しい「馬の田楽」。さすがに、といったら失礼かもしれないが、ズーズー弁が巧い。ばっちりはまる。ピンとくる。気の長い田舎の人たちを演らせたら、さん若さんは生き生きしてるなぁ。「堀の内」を見てからだと、なおのこと、そう感じました。この手の噺、上手いもの。噺を手玉に取ってる感じです。
最後は客席を泣き笑いで翻弄「火事息子」。息子を思い、冷静にボケ倒す母親最強だ。さん喬師匠から教わったのですね、これも。
いい時間でした。噺のバランスがいいと得した気持ちになります。次回もまた。ぜひとも。