今夕、「笑点」の新メンバーが「林家三平」師匠に決まった。発表された。
笑点ファン、落語通含め、とにかく「落語」がマスコミを、これほど賑わすことは、そうそうないだろう。日頃、「笑点なんて落語じゃない」と斜に構えていみているご通家(ごつうか)の人も見たし、語ったことだろう。いろんな立場の人が、いろんな趣味志向から「笑点」を語る。すばらしいじゃないか。
以下、★マーケティングの視点★
俺は笑点プロデューサーの立場になって考えてみた。俺が「もっとも手っ取り早く、番組を守ろう・利益構造を維持しよう」とだけ考えるプロデューサーなら、選定に際してクリアすべき条件は以下。
これらの複数条件を兼ね備えている噺家。で、林家三平師匠なんだろうね。
毒にも薬にもならない。普通。わかりやすさ。受け入れられやすさ。それは、ある時期の、ある場所にとっては、とても好都合なことなのだ。
ひさしぶりの「ささはた寄席」。古今亭駒次さんの地元開催落語会。
古今亭駒次:「守る人」
古今亭駒次:「ピアニストの憂鬱」
ー仲入りー
古今亭駒次:「夏」
「守る人」。高校を32年間、意図的に卒業しなでいる男性の話。場面が多くて、途中で付いていけなくなってしまった…。残念。
「ピアニストの憂鬱」。きょうイチのネタ。やっぱ、シンプルメリハリがあるほうが単純に楽しめます。でも、これでも、もっとそぎ落とすと、もっと面白くなると思ったのは俺だけだろうか。あと、ギュンターヘレンの顔を想像してしまった。噺の合間に、姿や顔を思い浮かべる暇(合間・時間・瞬時のコミュニケーションタイム)があるのは、とても重要だと思っています。
「夏」はもう、これは定番ネタ。同じ青春モノでもネタ下ろしして間もない「守る人」とは、練られ方が違う。
駒次さんの新作はとにかく登場人物の設定が明確で、関係性も明確。だから、ドラマにあるように「登場人物相関図」を描きたくなる。
落語としては、それなしでも楽しめるのが、それが落語。ってわかってるけど、人物が濃くて、シーンと展開が目まぐるしい感じを受けるので、解説本があると、それはそれで新しい落語像かなと思ったりもしてしまう。
磯田さんへ
今週はなんとか3回走れました。
05/02(月):神田川コース。10.7km。70分。まぁよし。
05/07(土):土曜朝ランコース。IJCユニフォーム委員会会合に付き、途中、星乃珈琲店 高井戸店まで。会議終了後、いつものゴールまで独りで。※未計測
05/08(日):神田川コース。10.7km。62分。手元腕時計では61分。よしよし!
継続継続!