■2016年10月号 地域住民を顧客に変える方法


地域住民を顧客に変える方法

~街で認知されるために~

 

「自分の住む街の情報収集は、ネットで」という人は多いです。

ホームページは便利ですが、その中を作り、動かし、使うのは人間。

アナログな作業が継続的に必要です。

作って終わりではなく、育てる作業をお忘れなく。

 

■ホームページは、つくってからが勝負

 市場(潜在顧客)に認知してもらおうとホームページを立ち上げたのは良いけれど、それを上手く顧客獲得に結ぶ付けることができないクライアントは想像以上に多いです。特に地域で開業し、その地域に暮らす人たちをターゲットにしている企業・お店・医院などに、その課題が多く見受けられます。いくつか共通項があるので、ここで取り上げてみます。

 

■顧客目線になれない

 企業・お店・医院・病院などは、当然のことならが業種は異なれど、その道のプロ。それゆえに(それが仇となって)、なかなかお客さん目線になれないというのが最初の課題です。これまでの経験で言うと、第三者の立場でMRDが指摘すると「え!そんなことが!?」と驚かれることは日常茶飯事。その職種・業種に浸りきらずに、ターゲット(お客様)が何を考え、何がわからなくて困っているのか(何を知りたがっているのか)などを想像しない限り、地域住民に受け入れられることは困難です。

 素人の方でもわかりやすい内容を、やさしく表現してあげる必要があります。このような地味なコミュニケーションから「ここは思いやりのある会社だ・お店だ・医院・病院だ」と感じていただけるからです。

 「コミュニケーションする」とは、言い方を変えれば、プロがお客様の目線に降りてあげることです。上から目線になっていませんか?心掛けていきましょう。

 

■立ち上げたら更新を

 ホームページで言えば、開設して終わりになっているケースがほとんどです。大切なのは定期的な更新です。更新頻度が高いホームページと、低いページとでは検索エンジンのヒット率には雲泥の差が生じます。

 更新するためにブログ機能がある(ブログを持つ)のがベストです。ホームページ運営社の「ひととなり」がわかるような内容が良いでしょう。いわゆる“中の人”に親しみを持ってもらえるか否か。これは小さくない問題です。

 

■積極的にコミュケーションしましょう

 ホームページ(メール)を持っていても、それらツールを使ってコミュニケーションしていますか?構えて待っているだけでは、お客様は寄って来ません。こちらから積極的に市場(お客様)に近づいていくしかないのです。

 潜在的なお客様に向かってコミュニケーションを仕掛けていますか?問い合わせ大歓迎な空気を醸し出していますか?フレンドリーな言い回しやコンテンツは、お客様の「連絡してみよう」というハードルを下げてくれます。

 

■成功の鍵は体温・人間味

 兎に角、単なるホームページでは体温を感じにくいわけです。中の様子や思いがリアルに伝わるような、親しみを持ってもらえる工夫が必要です。ホームページの育て方・効果的な活用法・顧客獲得プランなら、MRDへお任せください。(終)



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