■2017年05号 希望する人材を獲得できていますか?


希望する人材を獲得できていますか?

 

これからは、就職希望者に「選ばれる企業」だけが生き残ります。

 

 

■減り続ける生産人口

 総務省「国勢調査」によると、2015年の総人口(年齢不詳人口を除く)は1億2,520万人、生産年齢人口(15歳~64歳)は7,592万人です。14歳以下の推計人口は1982年から連続して減少が続いていて、少子化に歯止めがかからない実態が改めて浮き彫りになりました。

 

■少ない人材を奪い合う企業たち

 少子化は就職の面にもマイナス影響が大きく、新卒者は引く手あまたの状況。いびつな売り手市場が続いています。特に今年はメガバンクを筆頭に大手企業が新卒の大量採用をしているため、そのあおりで採用に苦戦している中小企業が多いです。大手企業が新卒の採用枠を増やす一方で、中小・ベンチャー企業は人材採用に困難を強いられています。電通の過労死問題をきっかけに、残業の多いブラック企業には行きたくないという学生が増えました。

 

■良質な人材を獲得するにはブランディング

 少ない就職希望者を奪い合っている状況は今後も続きます。その中で企業が良質な人材を獲得するにはブランディングが急務です。「働きたい人を選んで採用」という上から目線の時代は終わりました。いまは「働きたい人に選ばれる企業を目指す」のが当たり前です。企業はブランディングを構築し、「他社とは違う特徴・長所をもった企業ですよ」と就職希望者にアピールする必要があります。

■自社の個性を客観的に語れますか?

 みなさんは自社の個性や競合優位性を客観的に語れますか?個性がなく、特徴が凡庸で他社と変わり映えがしないのなら、条件面・給料面だけで選んでもらうしかなくなります。「給料はライバル企業より安いけれど、このような個性・将来性・特徴のある会社だから働きたい」と思ってもらえるのが最善なのに、です。

 

■単なるツールづくりだけではなく

 リクルーティング活動で好成績を上げるためには、かっこいいパンフレットを作るだけではダメです。コンセプトを決めて、リクルーティングサイト(ページ)を作ったり、戦略的に多層的に動かなければ、思うような結果は得られないでしょう。それだけ激化しているのが今の人材市場です。

 

■例えばJR、バンダイナムコ、日本生命等

 大手就職支援企業に依頼するのも悪くないですが如何せん費用が高く、数多く抱えるクライアントの一つとして扱われがち。MRDは社長の三浦が元リクルート出身であり、企業のリクルーティングにも豊富な経験と実績を誇ります。例えばJR東日本、バンダイナムコ、日本生命等です。親身になって解決まで伴走します。ライバル企業に先んじて良質な人材確保をお考えなら、斬新なアイデア・企画・作戦をご提案いたします。(終)

 



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