用語解説:「さ」行

ソーシャル・キャピタル

人々が持つ信頼関係や人間関係(社会的ネットワーク)のこと。人々の協調行動が活発化することで、社会の効率性を高めることができるという考え方。社会の信頼関係、規範、ネットワークといった社会組織の重要性を説く概念です。


ソーシャル・キャピタル指数が豊かな地域ほど、犯罪率は低く、出生率は高いことがわかっています。したがって、ソーシャル・キャピタルつまり地域力 を高めることは、社会全体の利益にも貢献すると考えられています。


内閣府「ソーシャル・キャピタル:豊かな人間関係と市民活動の好循環を求めて」 (2003年)より