負けられない戦い。美味しい鰻

今日は静岡県浜松市まで日帰り取材出張。

出張と言えば、食べ物のことしか頭に浮かばなくなる男です。悪いか!と開き直りつつ、東京駅駅弁売り場に向かうと飛び込んできたのが「熟成 平目のぽん酢寿司」。

活〆にした新鮮な平目を熟成させ、旨みを充分に引き出しているとのこと。確かに。美味いこと引き出されているぞ。ウニとイクラも散りばめられている。まるで宝石箱や。ぽん酢を効かせたシャリとの相性も絶妙。これで¥1,200(税込)は安い買物(東京駅的には)。

とかなんとか、つぶやきながら浜松到着。取材完了。ドクターは素晴らしい方だった。3名の男性MRは人を上から眺め、自らの保身しか考えぬような典型的なダメ社員だと思われた。

気分転換するために夕飯は…

おぉ!ここは浜松。浜松といえば鰻しかないだろう。ってんで、思い出したように静岡出身の友達に電話。「なんで昨日のうちに教えてくれなかったのよ!もっとちゃんと探しておいたのに!」とお叱りを受けつつも、駅北口から一番近い有名店を教えてもらう。

八百徳 本店

結論から言うと当りでした。値段も張ったけど、まぁ、出張というお財布緩みゾーンだし、良しです。美味しい日本酒がおいてあればなお良かったのですが、それも許容範囲。

毎年1回行く近所の鰻屋があります。美味しいお店だから毎年、精をつけに食べに行っているわけですが、今年は酷かった。美味しくなかった。ご飯も美味しくなかったので純粋に腕や味が落ちただけなのかもしれませんが、とにかく美味しくなかった。大変がっかりしました。舌が泣いていました。下高井戸の悲劇です。

なので、今回は特に期するものがあったのです。「何が何でも美味しい鰻が食べたい!」。絶対に負けられない戦いがそこにはありました。

さすがは本場浜松。印旛沼や九州や三河など、美味しい鰻の本場は日本各地に点在していますが、浜松もやはりその一つ。勝ちました。リベンジ成功です。浜松の奇跡です。教えてくれたNちゃん。ありがとう。もっといろいろと教えて!地元民ならではの隠れ家的美味鰻。ちゃんと前もって聞くからさぁ。

が、しかし。私は現状に満足せず、常に上を目指す男。日本にはもっと美味しい鰻屋さんがあるはずだ。私はそれを求めて旅に出ます。バーチャル・トリップですけど。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    megu (金曜日, 23 9月 2011 23:22)

    私はやはり「玉勘」ですね~

  • #2

    code-name-blog (土曜日, 24 9月 2011 00:48)

    だよね。酒田で鰻屋と言えば「玉勘」だよね。あそこの建物は文化遺産とかで残して欲しい。今年の夏、行きたかったんだけど行けなかった。心残り…。ぐやじぃぃぃぃ