あんたとお前

最近、次男が反抗期に突入し、たまに口が悪くなる。普段は「父ちゃん」なのに「くそおやじ!」と呼ばれたりする。

 

懐が深い俺は、そんな言葉では動じない。初めて悪たれをつかれた日、次のように息子たちと話し込んだ。

 

父親「お父さんは誰からであれ『お前』とか『あんた』って呼ばれるのが嫌いなの。他の人を、そう呼ぶのも嫌い」

次男「もし父ちゃんを、くそじじいって呼んだら?」

父親「全然いい。呼びたければ呼べばいい」

長男「じゃぁ、ばかはげおやじ、は?」

父親「呼びたければどうぞ。まったく平気」

長男「くそばかはげぶたじじい、は?」

父親「(笑)ぜ~んぜん」

次男「うんこたれはげぶたごりら、は?」

父親「(笑)ぜ~んぜん」

長男「じゃあね・・・」

父親「もういい加減にしろ!(怒)」

 

と、まぁ、こんな感じ。侮蔑の表現が笑えるほど幼すぎる。息子たちがもっと大きくなり、反抗の度合いも強くなり、「お前」とか「あんた」と呼び始めたら、そこで初めて激昂することになるだろう。そんな日は来てほしくないけど。

 

ところが最近、この呼ばれ方に対する好き嫌いを昔から知ってるはずの、一番知ってるはずの嫁が使うんだよなぁ。おい、そこの嫁。ここを読め。俺を「あんた」って呼ぶんじゃないよ。でも、いまさら怖くて怒れないんだよなぁ。(優しい勧告。口頭による注意程度)

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    megu (日曜日, 20 5月 2012 08:53)

    なんだか懐かしい?
    もしかしたら私も怒られたような気がする~

  • #2

    tkuy (日曜日, 20 5月 2012 11:12)

    meguよ。お久しぶりです。
    怒ったことね~し俺。