アルゴとある事、ある落語

第85回アカデミー賞作品賞に「アルゴ」が選ばれた。おめでとう、ベン・アフレック。一面識もないけど。心に残ったのは作品よりもベン・アフレックの受賞コメント。

 

「私を助けても何の得にもならないときに助けてくれた人たちに感謝しています。人生は転ぶこともあるけど、また立ち上がらないといけないことを学んだ」

 

て、ことで「アルゴ」観に行こうかな。ここ数日はアカデミー効果で混むんだろうな。先輩に薦められた時にとっとと観に行っときゃよかった。レディースデー(毎週水曜 日・女性の方)があるならジェントルマンデー(毎週月曜日割引)も作ってください。夫婦50割引(どちらかが50歳以上のご夫婦)ってのもいいな。

 

話を戻すとベン・アフレックだ。

 

「私を助けても何の得にもならない時に助けてくれた人達に感謝」と言える人間はかっこいい。だが「こいつを助けても何の得にもならない。けど助けよう」と 思って手を差し伸べた人達はもっとかっこいい。

 

損得でしか動けない人間にはなりたくない。情けは人のためならず、だ。

 

奇しくも、昨日、鈴本の早朝寄席で聴いた林家たけ平さんの落語「徂徠豆腐」を思い出した。