落語を創作するということ

第10回 新作落語台本・脚本募集」に応募するために新作落語を書いているが、なかなか難しい。甘く見ていたわけではないが、なかなか難しい。

 

俺なりの「落語創作10箇条」※順不同

①言葉遊びに終始しないように注意。「言葉を探すな。想いを探せ」
②難しくしない・小難しくしない・超絶的にわかりやすく。
③小噺の連結ではなく起承転結がある「ストーリー化」すること。「物語」でなければいけない。
④台詞だけじゃなく、「間」も大事。
⑤「一言で言うと~」で言えるシンプルさ。シンプルな設定
⑥情景が思う浮かぶような設定=ストーリーに入り込みやすい
⑦起承転結をつける。山場があるか。山場をしっかり創れているか。
⑧キャラ設定をしっかりと。
⑨何かしらの「仕草」が付けられるように。
⑩くどくならないように。特に俺の場合、くどくなる傾向にあるから。


起:「はじめに」=紹介部分
承:「すると」 =起から転へつなぐ部分
転:「ところが」=物語の核となる部分。盛り上がり部分。ヤマ場。転機を見せる部分。
結:「なんと」 =オチ、サゲの部分

 

落語教室の宿題。『道具や』の中で「売るもの」を考える。から始まって、実際に3作完成。先生には提出済み。人に見せるまでに成長出来なかった噺が1~2作も入れると、何作か書いてみて、ますます面白みにハマるとともに、その難しさに直面。

 

こんなのどうだろう?という粗削りなアイデアシーズはあるので、6月の〆切ギリギリまで粘って、1作でも多くの作品を応募してみたい。