おねえさんといっしょ@内幸町ホール

『おねえさんといっしょ』@内幸町ホール

 

たいがい、このような複数人の噺家さんによる会の場合、1人や2人はちっとも好きじゃない、好きになれない噺家さんが紛れ込んでいるものなのですが、この会は違う。4人ともみんな好き。前回、行けなかったので満を持して今回参戦。

 

江戸家まねき猫:ご挨拶

桂宮治:「道灌」(3回目)

江戸家まねき猫:「物真似動物園」(初代猫八SP盤より)

柳亭小痴楽:「明烏」(4回目)

-仲入り-

出演者一同:トーク(趣味について)

春雨や雷太:「岸柳島」(2回目)

春風亭昇也:「長命」(3回目)

 

初めて聞く噺はなかった。こういう大入りの場だけに、噺家さん4人とも、自信のある得意ネタをかけてきたのかなという印象。

 

なかでも小痴楽さんの「明烏」は聴くのが4回目くらいなんだけれども、なんでしょうか、驚くほど上手くなってるので、まずそこに笑ってしまいました。噺と言うものは高座にかければかけるほど上手くなる、自分のものになっていくのだなぁと実感した次第です。宮治vs小痴楽@道楽亭が楽しみです。雷太さんも「たまごの会」で初めて聴いて以来、どんどんと上達して行っているので、本当に素晴らしい。昇也さんは、次のグズグズ寺と独演会に行く予定。

 

次回は12月12日と平日なので参加は定かではないですが、できるだけ前向きに検討したい。次回、この4人がどんなネタをかけるのか、非常に興味があるのであります。