三遊亭円丈主任興行@国立演芸場昼席

三遊亭ふう丈:「転失気」
三遊亭天どん:「子供の作文」
三遊亭丈二:「看板のピン」
ひびきわたる:キセル漫談
夢月亭清麿:「東急駅長会議」
柳家小ゑん:「ほっとけない娘」
-仲入り-
桂文雀:「女天下」桃月庵白酒代演)
ダーク広和:奇術
三遊亭円丈:「ランボー怒りの脱出」

1日「ランボー怒りの脱出」
2日「爆笑らくだ」
3日「ムービー落語タイタニック」
4日「横松和平」
5日「夢一夜」
6日「藪椿の陰で」
7・8日 円丈かぶき噺「双蝶々スカイツリー」
9日昼夜・10日 円丈かぶき噺「白浪五人男」

俺が期待している前座軍団の一人、ふう丈さん。先日の白金寄席では新作落語「ビニール傘」がシニア客を前に空転していたけど、「転失気」みたいな古典だと観客を掴みますね。個人的には今日はわん丈さんが聴きたかった。

天どん先生は「子供の作文」。俺の感想は「先生、流したな…」。定席の最初はこんなもん。。という考えからでしょうけど、先生の楽しさ良さは、こんな縛りの多いこの位置じゃ味わえないね。残念。

丈二師。「看板のピン」。

ひびきわたる先生。キセル漫談。

清麿師匠の「東急駅長会議」は以前、BS11「芸賓館」で聴いたことがある。違う話が聞きたかった。これは次回の「円丈らくご塾」に期待しよう。

小ゑん師匠。「ほっとけない娘」。ここんとこ小ゑん師匠づいてて、どれも爆笑の連続だったから今日も超期待してた。でも、これまでとはちょっといまいち。 同じ枕だったし。(って、書くと、それこそ小ゑん師匠の枕になるなぁwww)。しかし、師匠は趣味の守備範囲が広い。宇宙規模だ。俺は少なからず仏像好き だから、かなり笑えたけど、知らない客は…。


桃月庵白酒師休演でちょっと残念だったけど、代演が大好きな文雀師でおれとしては超ラッキー。「女天下」も上手かった。この手の頼りない男性が出てくる噺がばっちハマるよなぁ、文雀師匠。

ダーク広和先生。奇術。地味だけどすごい。すごいけど地味。持ち時間が減らされて(?)少々消化不良気味な退場。

円丈師匠は「ランボー怒りの脱出」。1日は先生が出るし、期待して行ったのだけど残念だった。2日「爆笑らくだ」か、3日「ムービー落語タイタニック」に観に行きたかった。初日ってやっぱドライブかからないんだろうかな…。

 

好きな噺家の主任興行。十日間毎日通えたら、相当楽しいだろうなぁ。いつか、こんなちっぽけな夢をかなえたい。

 

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コメント: 1
  • #1

    やまちゃん (日曜日, 11 8月 2013 09:52)

    昨日、最終日だったんで行ってきました。
    まず気になってた円丈師匠のチラシの写真の謎が解けたの収穫でした。
    手に持っている物が不明でしたが、エビとゾウのぬいぐるみで、
    海老蔵というギャグだったんですね。
    会としては白酒さんのねこの災難の犬バージョンが素晴らしくて
    印象に残りました。
    お目当ての円丈師匠。白浪五人男、現代バージョンということでユニクロ
    が舞台。舞台の背景として江戸時代の呉服屋店内が描かれ、ユニ苦ロのロゴ
    もあり、なんか楽しい。ネタバレもなんなんで内容はアレですが、背景が
    クルクルと変わり、黒子さんとのからみや、小道具で笑いを取ったり
    お客さんに楽しんでもらおうという気持ちが感じられ、落語会でなく
    イベントに行ったような楽しい気分で帰れました。