四合わせ二ツ目会「町屋お笑い寄席」第二部@ムーブ町屋ハイビジョンルーム

 

今夜は

並木橋落語会@池袋三本木工務店/林家きく麿・三遊亭天どん・鈴鈴舎風車・古今亭志ん公・ゲスト=桃月庵白酒/1,500円

を選ばず

深川森下落語会-痛快!二ツ目通り-@森下文化センター4F和室/昔昔亭桃之助・桂夏丸・瀧川鯉八/1,000円

にも行かず。

四合わせ二ツ目会「町屋お笑い寄席」第二部@ムーブ町屋ハイビジョンルーム/古今亭志ん吉「天災」・春風亭昇々・鈴々舎八ゑ馬・林家はな平/1,300円(予約してたら1,000円。予約し忘れた!ぎゃーーー)

に。

林家はな平:「片棒」
鈴々舎八ゑ馬:「天狗裁き」
-仲入り-
春風亭昇々:「最終面接」
古今亭志ん吉:「天災」



はな平さんのネタの中でも、この「片棒」が、だんっとつで大好きなので、もうのっけから大満足。はな平さんがプールの枕をし始めた瞬間、(よしっ!)と心の中で大きくガッツポーズ。醍醐味は次男(銀平)の件。賑やかで華やかで、すごく楽しい。どんどん磨いて行って“はな平流の片棒(銀平部分)”とかができると、もっともっと楽しめるなぁなどと思いました。ただ、持ち時間の関係でしょうね。早口だったことが残念。独演会で本寸法をじっくりたっぷり聴いてみたい。

なにしろとにかく、はな平さんは品があるし(ご自身も、歌舞伎系のネタを覚えたいと言っていたし)、歌や踊りが良く似合う。歌や踊りが出てくる役者系の噺、芝居噺をじゃんじゃんバリバリ覚えて高座にかけて欲しい。例えば「淀五郎」、「四段目」(別名「蔵丁稚」。持ってるのかな?)、「中村仲蔵」、「五段目」、「七段目」(別名「役者息子」。これは持ってるのを知ってる)とか。

噺家さんによっては芝居のシーケンスって過剰気味になりがちで鼻につくのだけれども、はな平さんの場合は外連味が嫌みに変わらない。すてきな外連味。いい感じで抜けてる。これはもう立派な素質だと思うのです。「芝居噺と言えば、はな平だ」なんて、言われるほどになって欲しいわぁ。密かに、芝居噺を得意とした8代目・林家正蔵、つまり「彦六の正蔵」師匠を継いでほしい。などと勝手に妄想しております。夢は大きく!

八ゑ馬さんは「天狗裁き」。久しぶりにお見かけしたが、激痩せした?と思うほどに。夏痩せするタイプ?天狗部分の間のとり方が巧かった。体重は減ったのかもしれないけど、枕は以前同様長かったーw

昇々さんの「最終面接」は、こないだの中野の独演会で聴いたネタ。そのときよりは磨かれていた気がします。二度目なのに今夜の方がゲラゲラ笑ったもの。“いっちゃってる”キャラを作るのが昇々さん流なのかな。

志ん吉さんは「天災」。八ゑ馬さん同様、お久しぶり。以前見たときには苦手だった“演技過剰な感じ”が取れてて、すんなり聞けました。お上手!

 

次回も参加するぞーーーー!