鰻・かぶと@池袋

大好きな講釈師・神田松之丞さんのおもしろ枕で出てきたのが、この「かぶと」だ。くま八さん(前座)に紹介されて、この「かぶと」に来たのだという。お店のオヤジさんは頑固だが、味はたいへん美味しかったという。この話をグルメ先輩に話したところ、「よし、行ってみようぜ」ということになった。で、今日。

 

口は悪いが、鰻を愛する親父さんの、怒りにも満ちた鰻講釈を聴きながら(こういうの、俺は決して嫌いじゃない)、約1.5時間。6時に入って、7時半頃にはお店を出ていたかな。まぁ、怒涛の鰻攻撃。しかも、どれもこれも美味い。

 

養殖物だったからか、俺たち2人の料金は驚くほど安かった。だが、勘違いしてはいけない。養殖とはいえ、食べログの評価点は嘘じゃないほどに美味かったからだ。

 

「お客さんね、6時(18時)じゃ(来るのが)遅いんだよ。びっくりするほど美味しい鰻をたべたけりゃ、5時(17時)に来な!」とおやっさん。次はぜひ17時に。

 

ちなみに、俺たちの後ろで食べてた、水商売風の男性5人たちの価格は、5人分で6ケタだった。さそがし、美味しいものを次々と食べたのだろう。怖い。が深い。奥が深すぎる。

 

なお、ビールの後に呑んだのが、酒道庵のお酒「くくみ酒」。先輩によれば、ここのご主人も相当頑固らしい。「酒は燗だ」ということと、うわずみを救った後の2杯目からが抜群に美味いことを舌で確認させられた。目から鱗の燗酒。鰻だけじゃなく、こっちも絶品でした。

その後は、喫茶店で珈琲。珈琲でつないだ後は、ソウルバー「ZAPP」。

 

シェリル・リンのイン・ザ・ナイトがかかる夜。俺のリクエスト。あとは、ジョセリン・ブラウン。 エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ。あー気持ちいいー。

 

あまりの気持ち良さに甘え、ソウルバーなのに、hydeout productionとかsoul searcherとかリクエストしてすみませんでしたぁ。でも俺の中ではダン・ハートマンはソウルカテゴリーなんだぜー。ブラコン限定なのかなー。

 

で結局、終電ギリ帰宅。あー、それも含めて、俺的には近年稀に見る酒量。酔い良い。酔い酔い。気分も体調も良かったからだろうか。何はともあれ、何は無くとも、何がなんだか、先輩に感謝感激雨あられ。レッツ・グルーブ!お休みなさいん・ザ・ナイト。シェリル・リン。