第12回ささはた寄席~古今亭駒次地元落語会@笹塚区民会館

第12回ささはた寄席~駒次地元落語会@笹塚区民会館

古今亭駒次:「生徒の作文(鉄道編)」
古今亭駒次:「さよなら、ヤンキー」
-仲入り-
古今亭駒次:「六連銭(りくれんせん)」

ずっと前から知っていて、気になっていて、行きたかった落語会。いくつもありますが、そのひとつがこれ。ささはた寄席。駒次さんの会。同じ沿線で歩いて行ける距離にある。今日、ようやく行くことができました。あー楽しかった。

 

駒次さんが出囃子のCDを間違えて持ってきたという事で、本日の出囃子は「JUST IN TIME」。トニ・ベネットかな?シナトラではなかったような気が。とにかく、ジャズで登壇。ある意味、かっこいい。

はじめは軽く「生徒の作文(鉄道編)」。寄席サイズ。

つづいて、「さよなら、ヤンキー」。

小学生のダイキは、お母さんの田舎で生まれて初めてヤンキーを見る。友達に話しても信じてもらえない。ヤンキーの存在を確かめるため、弟と2人、夜の町に繰り出す。子供達の愛と成長を描いた落語版スタンド・バイ・ミー。(駒次談) 駒次さんのサイトより。

年配の方たちが多かったので、反応は…うーん、どうでしょう。個人的にはヤンキーのディテール表現に笑いました。

最後は、年配の方たち、待ってました!の古典。「六文銭(りくれんせん)」。ご存じ、「真田小僧」の本寸法版。俺は兼好師匠で聴いて以来。オチの「ウチの真田も薩摩へ落ちたか」まで、しっかりと。これは豊臣秀頼が大坂城で自害せず、真田幸村ともども薩摩に落ちのびたという伝説を採り入れたものだそうで。

ちなみにシニアが多い場合、「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼称するのは、本人たちにとってどうなんでしょうね。「年配の方」とか言われた方が気にならないのでは?と思ったりして。孫のような噺家さんに言われる場合は、気にならないのだろうか。

それはさておき、いい会でした。地域寄席の見本のような。今日の天候も功を奏して、ぽかぽか陽だまりのような良い会でした。平日の会なので、今日のようにラッキー状態じゃないといけないのが残念です。