立川流日本橋亭

立川流一門会 日本橋亭昼席@お江戸日本橋亭

立川寸志:「つる」
立川志の春:「金明竹」
立川らく次:「黄金の大黒」
立川談四楼:「浜野矩随(はまののりゆき)」
-仲入り-
立川左談次:「大安売り」
立川らく里:「権助魚」
立川雲水:「池田の猪買い」

 

神田駅から歩いて日本橋亭まで向かう。(お昼はどこでしようかな。軽く済ませるか)と思いつつも、せっかくなので、(どこか、当りたい。好店に当りたい)と願いつつ、うろうろと向かう。

 

玉ゐ 日本橋室町店」なる穴子専門店(老舗?)に遭遇。(あぁぁ、これは完全に呼ばれている。入るしかない)と心を決め、入店。残り3つのうちの大人気ランチをゲット。(幸先良し!)と喜び、日本橋亭へ。

談四楼師匠と左談次師匠が揃う会にはなるべく行きたいのです。立川一門の中でも大好きな噺家さんなので。受付は笑二さんだった。「二つ目昇進おめでとうございます」と言いそびれてしまった。しまった。

開口一番は寸志さん。よっしゃぁぁ。「つる」。年末行けなかった勉強会に、今年こそはぜひとも。

志の春さんは「金明竹」。前半の珍問答からたっぷりと丁寧に。さすが大阪府豊中市出身とあって、関西弁はお手の物。今まで聞いてきた「金明竹」の中で、いっちばん上方者の口上が巧かった(というか本物の大阪弁として自然に耳に飛び込んできた)。

らく次さんは「黄金の大黒」。こちらもたっぷりと。

御目当ての談四楼師匠はなんと「浜野矩随(はまののりゆき)」を!やったー

こちらも御目当ての左談次師匠。ちょっと具合悪そう。風邪引いてて医者に行きたいので香盤を一つ早めての登場。大相撲初場所(両国国技館)の枕から「大安売り」を。そっか。今夜ある「第53回 新文芸坐落語会 新春落語大会(白酒・左談次・遊雀・文菊・馬るこ)」に備える意味もあるのだな。あーー、そっちも行きたかったなぁ~

初めて聴くらく里さん。枕が早口で(ちょ、ちょ、ちょっと…)と思ったものの、噺に入ると落ち着いて聞き取りやすく「権助魚」。権助のような田舎者が似合う噺家さんと見た。

トリはこちらも初めて聴く雲水師匠。上方出身のの噺家さんなのですね。「池田の猪買い」。昨年暮れ、「第0回ねただし前座@お江戸上野広小路亭」で聴いた笑二さんの「猪買い」のほうが俺には合っていた(笑えた)のはここだけの話。