朝ご飯は絶対、夕飯も極力、家族といっしょに食べることを信条としている。
テレビを点けていると食卓で会話が弾まない。家族で話を活発にしたければテレビを消しなさい。みたいな提言もあるようだが、まったく説得力がないね。
うちではテレビを点けながらも、家族四人の会話が弾みまくっているから。
今夜は京都おばんざい風に言えば「笹身の焼いたん」が卓に登った。※写真撮り忘れたため、これは以前の「揚げさんとお葱さんの焼いたん」
嫁がつくり、子供らに運ばせ、俺は席に陣取り、命令するだけ。その分、会話の席では俺が一番、弄ばれることになる。
長男が話し、次男が話し、俺が突っ込まれ、嫁が厳しくツッコミを入れ、それに乗じて長男と次男も続いて俺を容赦なくいじり始めるという、いつものパターンのやつや!親を尊敬しろ!俺はお前らの友だちじゃない!
わきあいあいとした雰囲気の中、もぐもぐ食べ、ちびちび呑み、そして父はお猪口3杯で夢の中へ。むにゃむにゃうにゃ、おやすみなさい。
なんてことはない、夕飯の1時間2時間だが、とても幸せを感じるよ。
当たり前の幸せ、何気ない日常。
息子たちは「酒田に帰省する以外に、うちは旅行に行かないね!(他所んちみたいに、どっか旅行に連れて行けよ!)」と文句を垂れるが、まぁまぁまぁ。いいじゃないか。はっはっは、どんまいどんまい。他所は他所、うちはうち。
非日常も素敵だけど、日常の中に存在する、なんてことのない平和で笑顔に満ちた時間も、そうとうな贅沢品なんだぜ。
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