第12回 東北沢菊龍稽古会

第12回 東北沢菊龍稽古会

古今亭菊龍:「芝浜」
古今亭菊龍:「柳田格之進」
古今亭菊龍:「道具屋」


仕事の打ち合わせが押して、15分遅刻して入場。2回目の参加の菊龍師匠の稽古会。

俺が入ったころ、菊龍師匠の「芝浜」では、すでに50両入った財布は拾われており、旦那とおかみさんとが話し合っているころだった。

古今亭は夜明けの情景を詳しく描写したりしないそうだ。あっさり演るんだという。実の所、俺は喜多八師匠が言うところの「あっさりした芝浜」が好きだ。泣かせようとしない「芝浜」が。なので菊龍師匠の「芝浜」も好みの「芝浜」。

⇒菊龍師匠による噺解説
東北沢稽古会 一席目『芝浜』
http://ryunosippo.exblog.jp/22332214/


二席目は「柳田格之進」。善人ばかりが出てくる噺として名高いが、しっくりこない、腑に落ちないストーリーでもある。菊龍師匠の解説を聴いて、そこがわかった。娘を売ったあと、それを身請けしない(取り戻さない)点だ。

⇒菊龍師匠による噺解説
東北沢稽古会 二席目『柳田格之進』
http://ryunosippo.exblog.jp/22332288/


「長講が続いたので、最後は短い話を」と「道具屋」に。「芝浜はちゃっとやっても20分くらいのネタ」であるのに、「この道具屋はちゃんとやると50分」だという。世間の常識(先入観?)とは真逆。師匠の、この辺の素直さと言うか、理屈っぽさと言うか、矜持が俺は好きなんだよなぁ。一過言持って人には惹かれてしまう。

⇒菊龍師匠による噺解説
東北沢稽古会 三席目『道具屋』
http://ryunosippo.exblog.jp/


3席終えて、「きらく」で打ち上げ。ずっと住んで居たのに、初めて入る店。

常連のみなさまがたに優しくしていただき、感激。あれでも、俺としては打ち解けて話すことができた方なんです。親切にしていただき、ありがとうございました。できれば毎月欠かさず参加したいと思っています。今後とも、よろしくお願いいたします。

 

★マーケティングの視点★

人間関係は、ミュニケーションがすべて。それを改めて感じさせてくれる、アットホームな落語会。師匠の人柄と、それを取り巻く人たちの人柄が素晴らしいことを体感できる会。相手に何を求めるかによるが、人のぬくもり、落語の楽しさ(そもそも論)を感じたければ、ここだ。出会いがコトをつくりだす。なにおいても、最後は人。