嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え

昨日買った本4冊。

まちづくり デッドライン
嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え
まちづくり構造改革―地域経済構造をデザインする
反省しない。

今日一日かけて、『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読了。


で思うこと。

何度も読み返したくなる本。一度じゃ、わかったことになりそうもないし、体感として実践するためには、勇気を出して、まずは、初めの第一歩。まさに


「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることは出来ない」

こういうことだ。


馬に水を飲ませるために、水辺に連れていくことは出来るけれども、馬に無理矢理、強引に水を飲ませることは不可能だ。馬が水を飲むかどうか、それについては、あとは馬自身が決めることだ。飲むかどうか、それは馬側の問題であり、別の個人(個体)である私(たち)が決めることではない、どうこう、できることではない。

という意味。「やるか、やらないか」、あとは俺の課題、俺の問題。


目次は以下

■第一夜 トラウマを否定せよ
知られざる「第三の巨頭」
なぜ「人は変われる」なのか
トラウマは、存在しない
人は怒りを捏造する
過去に支配されない生き方
ソクラテスとアドラー
あなたは「このまま」でいいのか
あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの
人は常に「変わらない」という決心をしている
あなたの人生は「いま、ここ」で決まる

■第二夜 すべての悩みは対人関係
なぜ自分のことが嫌いなのか
すべての悩みは「対人関係の悩み」である
劣等感は、主観的な思い込み
言い訳としての劣等コンプレックス
自慢する人は、劣等感を感じている
人生は他者との競争ではない
「お前の顔を気にしているのはお前だけ」
権力争いから復讐へ
非を認めることは「負け」じゃない
直面する「人生のタスク」をどう乗り越えるか
赤い糸と頑強な鎖
「人生の嘘」から目を逸らすな
所有の心理学から使用の心理学へ

■第三夜 他者の課題を切り捨てる
承認欲求を否定する
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
「課題の分離」とはなにか
他者の課題を切り捨てよ
他人関係の悩みを一気に解消する方法
「ゴルディオスの結び目」を断て
承認欲求は不自由を強いる
ほんとうの自由とはなにか
対人関係のカードは「わたし」が握っている

■第四夜 世界の中心はどこにあるか
個人心理学と全体論
対人関係のゴールは「共同体感覚」
なぜ「わたし」にしか関心がないのか
あなたは世界の中心ではない
より大きな共同体の声を聞け
叱ってはいけない、ほめてもいけない
「勇気づけ」というアプローチ
自分には価値があると思えるために
ここに存在しているだけで、価値がある
人は「わたし」を使い分けられない

■第五夜 「いま、ここ」を真剣に生きる
過剰な自意識が、自分にブレーキをかける
自己肯定ではなく、自己受容
信用と信頼はなにが違うのか
仕事の本質は、他者への貢献
若者は大人よりも前を歩いている
ワーカホリックは人生の嘘
人はいま、この瞬間から幸せになることができる
「特別な存在」でありたい人が進む、ふたつの道
普通であることの勇気
人生とは連続する刹那である
ダンスするように生きる
「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ
人生最大の嘘
無意味な人生に「意味」を与えよ


ここが、一番わかりよいかも。
 ↓
嫌われる勇気自己啓発の源流「アドラー」の教え - ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/category/s-adler

フロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨頭とされながら、日本では無名に近いアルフレッド・アドラー。彼はトラウマの存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善する具体策を示してくれます。まさに村社会的空気のなかで対人関係に悩む日本人にこそ必要な思想と言えるでしょう。本連載では、アドラーの教えのポイントを逐次解説することでわかりやすく伝えます。

★マーケティングの視点★
刹那としての「いま、ここ」を(深刻ではなく)真剣に踊り生きる。過去も未来も観ない。人は仲間であり世界は素晴らしい。目的地も競争も不要。「他者貢献」が導きの星。人生には何気なく手に取った一冊の本が翌朝からの景色を一変させてしまうような出逢いがある。このあとがきの書き出しも好きだ。

人は「わたしは誰かの役に立てている」と思えたときにだけ、自らの価値を実感することができる。しかしそこでの貢献は、目に見えるかたちでなくてもかまわない。誰かの役に立てているという主観的な感覚、つまり「貢献感」があればそれでいい。そしてこう結論づける。すなわち、幸福とは「【他者への)貢献感」のことなのだ、と。


アドラーさんと美輪明宏さんと小池一夫さんの言ってることは似ている。心に響きます。俺の哲学的3師匠。


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コメント: 1
  • #1

    アドレリアン (木曜日, 16 10月 2014 17:00)

    はじめまして。

    ブログを拝見させていただきました。


    『嫌われる勇気』読書会&講演会にご参加されると
    より深く理解されるかと思います。
    よろしければぜひご参加ください。

    11月09日(日)13:30~
    新大阪丸ビル新館 609号室 

    noblesseoblige.co@gmail.com

    http://www2.ocn.ne.jp/~cerulean/301.html