「まちづくり デッドライン」

昨日このブログで取り上げた、岡崎正信さん(オガールプラザ株式会社代表取締役)だけではなく、実践型の論客・木下斉さんもすごい。尊敬のまなざしで見ています。で、今読んでいるのが

「まちづくり デッドライン」木下斉(著), 広瀬郁(著)

俺もしっかり、実践していこう。という気にさせてくれる。知らない人だけども、(ちゃんと実践しないと怒られそうだ。だから、がんばろう)という気にさせてくれる怖い人。

ツイッターでのつぶやきでも、表現が大変強いが、大変ためになります。特に

「同じ船の上で潰し合っても、船が沈むのを早めるだけで、他の船の人が得するだけなんですよね。地域というものは運命共同体なのであって、潰し合っていたら、ますます他に乗り移る人が増えていくだけなんですよね。何をどう言おうとも。」

という木下さんのつぶやきは、酒田・鶴岡と言う庄内地方に丸っと当てはめて考えることもできると思う。ライバル視するのではなく、運命共同体として酒田・鶴岡はタッグを組むべきだと思うし、中に住む人たちも、より密なる連携を真剣に模索すべきと思うのであります。

今までなら、キャッチアップ型経済で米国を真似てモノを作れば豊かになれた。でも、戦後の高度成長期、成長の仕組みはもう終わったのです。日本は、高齢少子化で人口減、世界中のどこにもモデルがない課題先進国になりました。ネットの出現以来、社会の枠組みは変わった。日々変わり続けているといってもいい。そんな時代、現代なのです。考えも態度も変えなければいけません。


「自分たちの頭で新しいコトを考えるしか」ないのです。

★マーケティングの視点★
以下も、俺が気になった木下さんのつぶやき

もはや何が決定打になるかなんてわからなくて、一定の経営的な思考で方向性だけ決めて、様々な事業を身軽にどれだけトライ・アンド・エラーができるかってのが大切。最初から絶対に有効な方法、なんてものはなくて、間違ってはならない的な意識で計画をたてるとほぼ失敗する。

まちで事業を仕掛ける時は「できればいいな」ではなく、「やるのだ」という決断がないと話にならない。できればやるけど、できなければ仕方ないというようなやり方するならば、最初からやらないほうがいい。無駄な努力になるだけ。

素晴らしい。


やるのだ。


俺、やるのだ。