酒田市にもかつて山形麦酒という地ビールがあった

「お前は、なにを馬鹿なことを言っているんだ」

 

「そんなこと、無理だよ。できるわけない」

 

「失敗するに決まっている」

 

こんな反応が返ってきたら、そのアイデアでは推進する価値、可能性がある。と思っている者です。

 

というわけで、アイデア。

 

「なぜ酒田には『地ビール(クラフトビール)』がないのだろう?」。これは、10年以上前から思っていたこと。

 

バリバリの米の生産地、米処だから? 日本酒メインの土地柄だから?

 

でも、みんな「とりあえずビール!」って頼んだりするよね?

 

B級グルメだ、ゆるキャラだ、なんてことに金を使うのであれば、地ビール産業を興すってのはダメなの?

 

調べると「東北で地ビールが飲める店その36~山形県鶴岡市」というブログページに、「以前も少し書いたが酒田市にもかつて山形麦酒という地ビールがあったが」という記述を見つけた。

 

あったのか。酒田にも地ビール。クラフトビール。知らなかった。で、失敗、撤退、消えてしまったと。

 

ここは調査したい。掘り下げたい。なぜ失敗したのか、やめたのか知りたい。

 

産業戦略として、手掛けたい。興味がある。

 

酒田ビール。

 

俺の課題。

 

★マーケティングの視点★

「星野リゾート」は努力や苦心や忍耐で地ビールで成功した。規模は違っても、志やポテンシャルは同じはずだ。日本酒の土地で造り出される地ビール。先入観で決めつたりしないで、ちゃんと考えてみたいのです。

 

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コメント: 2
  • #1

    死せる魂 (木曜日, 07 1月 2021 22:45)

    最初のころは予約のとれないくらい流行ったんですよ。でも一杯飲んだ客は二杯めには店でおいていたアサヒやキリン、サッポロで口直し。リピーターはいませんでした。醸造設備に一億、建物、店舗設備に一億かけたと噂されていました。その負債のせいか最後はぶら下がって果てたそうです。その後その土地は家電量販店になり、その後食品スーパーになり現在に至っています。
    その社長の生家(日本酒蔵元)はリキュール類で持ち直し、最近では超高級日本種で話題になっています。

  • #2

    ブログ主 (金曜日, 08 1月 2021 09:10)

    死せる魂様

    コメント、そして詳しいお話をありがとうございます。一度は飲んでみたかったです、酒田の地ビール。不味くても美味しく成長するチャンスはあったでしょうに残念ですね。本人が一番無念だったことと思います。これはT酒造にとっての黒歴史ですが、それが酒田市全体に「クラフトビールなんて無理だ。そのことは口にするな」的な暗い影を落としているように思えてなりません。ただでさえ、保守的な改革下手な地域なのに…。