落語教育委員会@新宿文化センター
柳家喬太郎:オープニングトーク(ご挨拶)
オープニングコント:「携帯電話はお切りください~文七元結バージョン」
柳家ろべえ:「たけのこ」
三遊亭歌武蔵:「甲府ぃ」
お楽しみ抽選会:三師匠の手拭い各10本と日本酒数本
-仲入り-
柳家喬太郎:「母恋くらげ」
柳家喜多八:「明烏」
受付を済まして入場すると、封筒をもらう。一番のお土産はBS11のロゴ入りフリクションペン。消せるやつ。これはうれしい。書きごこちも良い。
キョンキョンのオープニングトークのあとは、すぐに、御馴染みのオープニングコント。「携帯電話はお切りください」。今回は「文七元結バージョン」だ。テレホンカードとか笑える。三三師匠との比較される喜多八師匠。
こないだの鳥越に続いて今夜の開口一番もろべえさん。嫌な予感が走るも今宵はしっかり・ろべえ。わんこ蕎麦の枕から「たけのこ」へ。いくつもトチリがあったけどご愛嬌?いつか驚異的に化けて欲しい
次は歌武蔵師匠。これまで聴いた中で一番の歌武蔵師匠。完成度の高い「甲府ぃ」。おじさん・おかみさん・金公・善吉(主人公)・お孝・近所の奥さん連中の演じ分けも、雰囲気もばっちり抜群。ふくよかな師匠の体型がおじさん・おかみさん・金公・善吉(主人公)・お孝・近所の奥さん連中を絶妙に描き切っていた。イメージバッチリ。適度にくすぐりも交えて、笑いとしんみりもバランスよく。扇辰師匠のとは、また違う逸品だ。
仲入り前にお楽しみ抽選会。三師匠の手拭い各10本と日本酒数本。喜多八師匠の手拭いが欲しかったぜ。
「時そば」やコロッケ蕎麦などの庶民派アピールの枕から喬太郎師は「母恋くらげ」。権太楼師匠を彷彿とさせる蛸。この水母(クラゲ)の踊り(仕草)はキョンキョンの高座を見た師匠・さん喬が「そんなんじゃない、クラゲってのはこうだろう」と自ら稽古を付けてくれたのだとか何とか。仕草は面白かったけどストーリー性としては他のキョンキョン作新作が秀逸なだけに…。
トリは喜多八師匠で「明烏」。正月のていなので師匠の着物がいつもと違って少し派手に!金の筋入り?
喜多八版時次郎は超弱弱しいし、ウルトラうぶい。町内の札付きのワル・源兵衛と太助はハネてるハネてる。からかいっぷりが楽しく、対比がばっちり。でもなぁ。俺は喜多八師匠の侍噺(あるいは殿様噺)がききたいよぉ~~~
帰りは、庄助で一杯。一杯(=一本=一合)だけなのに、げらげらげらげら大きく酔っ払い。
★マーケティングの視点★
BS11柳家喬太郎のようこそ芸賓館のスペシャル版。抽選で当たった200名近くのお客さんでいっぱい。キョンキョンのトークが本当なら(ちょっと疑ってごめんなさい)応募総数は1000通以上だそうだから、抽選倍率は5倍か。オンエアは正月から3週に分けて行う(1/1⇒1/13⇒1/20)とのことでした。キョンキョンの年末年始休みも込みでの年末進行“貯め録り”ってやつだな。
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