第21回古今亭菊龍 東北沢稽古会

第21回古今亭菊龍 東北沢稽古会

古今亭菊龍:「天災」
古今亭菊龍:「鰻の幇間」
古今亭菊龍:「富士詣り」

どたばたも落ち着き、一段落。久しぶりの菊龍師匠の稽古会(会館の工事のため、来月からは下北沢・代沢に場所を変えるそうだ)。

「天災」。俺も紅羅坊名丸(べにらぼうなまる)先生にカウンセリングを受けたいわぁ。

「鰻の幇間」。俺がリクエストしたわけじゃないけれど、俺もリクエストしたいと思っていたので、ジャストタイミング!ありがとう姐さん。鰻が喰いたくなること、生者必滅会者定離のごとく至極当然。

最後は「富士詣り」。先達つぁん~!

いつ聴いても菊龍師匠の高座はまんまるで優しい。読後感ならぬ聴講感がいい。いやな感じで終わる噺家さん(中途半端な歯切れの悪い噺の展開・締り)も居るからなぁ。丸い感じが際立つ。

誕生日をケーキでお祝いした後に、いつものお店(きらく)で打ち上げ。お話を伺うにつれ、やはり落語は(どちらかと言えば)「観る」よりも「聴く」ものなのかなぁという思いを強くしました。

その反面、師匠に、噺家さんの数え方(指使い)を教わる。3の仕草(所作)がかっこいいんだよなぁ、3の。これは「観る」ほうじゃないと楽しめない。でもって、やはり落語は生、ライブだな、と。

いっぱい話して笑ったので帰宅後、喉ががらがら。弊店がらがら。

★マーケティングの視点★
師匠は「稽古会っぽくなくなるから、大勢に来てもらうと…」とおっしゃるが、いやいや、どうして。もっともっと。俺でよければチラシ作るのになぁ。ほんと、モッタイナイなぁ。