ひずたけナイト。10月

先輩と共に、2015年10月の「ひずたけ」へ。待ちに待った今月のコースは、なんだろな~♪


一、先付け。菊花と笹身のみぞれ和え。
  栗のすり流し

ひずたけのすり流しは特に最高!

二、碗。芋茸煮。

三、焼き物。ししゃも(雄)の醤油焼き。
  子持ち(雌)じゃなく雄!これには俺も先輩も大感激。

四、酒肴盛。左から。
  いくらの醤油漬け
  梨の黒胡麻よごし
  青梗菜、蓮根のきんぴら
  たらこ
  かぼちゃ

ここで、ぬる燗、3合目。辨天娘を飲み比べ。最初に頂いたのは玉栄。そして次に強力。コウイチさんからの挑戦!あぁ、なんて楽しいの!美味しいの!先輩に燗付け器をいろいろと教えていただく。欲しいなぁ。

ここで特別な酒肴をいただく。海老の叩いたのと、牡蠣の味噌漬け。

五、小鉢。柿の白和え。

みぞれ和え、すり流し、白和えはひずたけの三大名物。(と俺は勝手に思っている)

六、煮物。たいたの。蕪、春菊、豚ひれ肉の治部煮。もう最高の流れ。すてきなストーリー。

コースを終えて〆は手羽先塩焼と、小女子と菜っ葉の混ぜこみお結び。大好きなお結び。

「ひずたけ」の魅力は引き算の魅力。優しさとストーリーがある事。酒と肴のストーリー。「ひずたけ」の魅力は、奥ゆかしさの中の凛とした控えめな主張と美学。うーん、虜だわ。ますます俺、虜だわ。何度も通ってるけど、一度も裏切られたことがない。がっかりしたことがない。こんなお店はありえないと思うのあたい。

★マーケティングの視点★

いつ行っても真剣で、真面目に酒や酒器や肴、食材、調理方法、そしてお客に向き合っている。お客の感動と満足のために、決して手を抜かない。商売なのだから当然だ。と言ってしまえばそれまでのことだが、それを継続することは難しい。だからこそ、ますます好きになってしまう。