立川笑二:「初天神」
立川笑二:「猫の忠信」
―仲入り―
立川笑二:「鼠穴」
「立川流が好きっ!!」の開催日とかなさった今月の笑二さん独演会。俺は勿論、こっちに予約入れましたよ。
「久しぶりにやったが最近楽しくなってきた」とツイッターで言っていた「初天神」。見た目が小僧さんなので、子供役がしっくりきますわね。もちろん笑どころ満載で。
「猫の忠信」は歌舞伎(義経千本桜の四段目)が元になった上方落語。「猫忠」とも言われる本来大ネタなのに、すっきりしない噺(サゲのせい?)が笑二アレンジで蘇る。笑二さんなりのアレンジが、特にサゲに。笑二さんの疑問を持つ姿勢、気になる部部分を放置しておかないこだわりと律義さも好きです。
「鼠穴」は、くがらくで生で聞くことができなかった噺。ようやく聞けたぜ。良かったぜ。冷酷無比な酷い兄貴を演じさせても笑二さん上手い。それは笑二さんが良い人だけの人間ではないからだろうな(褒めてます。ディスってるわけではありません)。
来年の独演会はは2月からとのこと。2017年も楽しみな噺家さんの一人です。