競合プレゼンについて

個性を発揮するのは好きだ。でも昔から、人と張り合ったり、競い合うのは苦手だ。出来れば、人の進まない道を行きたい。

 

なので、競合プレゼン、コンペ(コンペティション)は、できれば避けて通りたい。ただ、実力を知ってもらうためには、コンペに参加しないといけなかったりもする。クライアントを増やすためにも、だ。

 

一生懸命、クライアントのためにアイデアを生み出し、企画し、企画書を作るのに、選ばれず、一銭にもならないと、その疲労感は倍になって跳ね返ってくる。

 

仕事が受注されている上で、「お前の企画はだめだ」と何度もダメ出しされて、企画し直すのはいい。へこたれない。でも、競合プレゼンで一回きりで決められて、選ばれたり、落とされたりするのは、どうなんだろうと思う。

 

業者・パートナーを品定めしたい・比較して選びたい側の気持ちもわかるが、「企画屋」は、はいそうですか、とは言えない。大いなる認識の相違だ。「考えが合いませんね。さようなら」の世界だ。アイデアや企画提案は無料ではないのだ。(無料にされることが多いけど)

 

考える人も、その人の時間も価値だ。0円ではない。

 

ただ働きは嫌いです。

 

こんな記事を見つけた。

 

競合プレゼンを減らし、広告界の効率化を

http://ow.ly/G2HE30dB8Bd

 

 

ごもっともな話だ。しかも、海外の記事だ。日本だけではないのだな。むしろ、海外の方が多いのかもしれない。一度、この記事を書いた人と差し向かいで話がしてみたい。気が合うかも。美味しいお酒が飲めるかも、だ。