第五回 夢丸の〇〇

夢吉さん時代から見続けている独演会「夢吉のバカ」。いまは「夢丸の〇〇」。第五回。

 

今日のネタは

 

瀧川鯉佐久:「新聞記事」

三笑亭夢丸:「抜け裏(ぬけうら)」

三笑亭夢丸:「くしゃみ講釈」

ー仲入り

三笑亭夢丸:「お若伊之助(因果塚の由来)

 

初めて聞いた「抜け裏」。5代目 柳亭燕路師匠の新作落語らしい。あらすじはこうだ。

 

最近、近所に駅ができた。長屋の路地を通り抜けると駅に近いので、長屋を通り抜けする人が増えた。うるさいし、暮らしを覗かれたりして嫌だから・・・と、長屋の大家が、みんなを集めて「何か、通り抜けできなくする良い知恵はないか?」と聞く。そこで長屋の連中が次々とアイデアを出すのだが、どれもダメ。採用されたのは犬の鳴き真似(吠える真似)をして追っ払うというアイデアなのだが…。

 

こういう、ここでしか掛からないような珍なるねたをやってくれるのも夢丸さんが好きな理由の一つ。小助六さんとかもそう。貴重なお土産をもらった気持ちになる。珍体験。(立ち聞きしたところによると、笑三師匠に教わったのだとか)

 

「くしゃみ講釈」は、もう抱腹絶倒。くしゃみに七転八倒する様を、白目を剥いての大熱演。これがあざとくなくって、もう大爆笑。誰の「くしゃみ講釈」よりも面白かった。

 

最後は「お若伊之助(因果塚の由来)」。初代三遊亭円朝作の新作落語。噺に入る前のマクラ、子供落語で子供が親子酒!ってところからして、もう楽しくておかしくて。

 

いつも通り、大満足の独演会でした。大好きな夢丸さんのこじんまりとした、“らしさ”満点の独演会。年に2回はやってほしいんだけどなぁ。