柳家小太郎勉強会 とうとう独り

柳家小太郎勉強会  とうとう独り@上野広小路 落語協会二階

 

柳家小太郎:「幽霊の辻」(小佐田定雄 作)

柳家小太郎:「船徳」

―仲入り―

柳家小太郎:「三年目」

 

子どもの頃のご自身のおうちのルール(誕生日ではなく、クリスマスと子供の日の年に2回はプレゼントが買ってもらえる)からの、田舎の旧家の怖さ(俺のばあちゃんちもまさに土間で、外便所で、異様に怖かった)からの、怪談噺「幽霊の辻」。

 

この怪談噺「幽霊の辻」も、ラストの「三年目」も良かったけれど、今回白眉だったのが「船徳」。

 

「苦手な噺(ネタ)もやらなければ」的な前振りで掛けてくれた「船徳」でしたが、いやはやなんの。大いに笑える「船徳」でした。舟遊び(屋形船)でのお仕事のマクラからの導入もお見事。

 

なんとしてもお金を払って聞きたい二つ目さんであります。小太郎さん。