規定のもたらす不幸

マーケティング、いや、あらゆる局面における一般論。

 

人はそれが楽であるために、いろいろなことを規定したがります。

 

「○○は、こうあるべきだ。」

 

「●●というものは、本来、こうでなければいけない」

 

決める、決め付ける、決め付けて語る、決め付けて考えるというのは本当に楽珍なことなので、みんな、押しなべてそうしたがるんだろうと思います。

 

規定するというのは、それについての姿や形や領域や可能性を規則的に定めるということです。

 

自分で自分の首を絞めるとはこのことであり、自らの可能性を捨てているに等しい行為です。

 

そんなくだらない規定を捨て去るためには、俺の提唱する「ばっか理論」(ばっかりろん。正式名称:ばっかり禁止理論)が役に立つのですがね。

 

と・に・か・く。

 

むやみやたらと規定するのは禁止。規定は、際(きわ)を生み出す行為です。

 

崖から先には行けません。後は飛び込むだけになってしまう。

 

べきだ、でなければいけない。

 

この言葉は危険なシグナル。聞こえてきたら気をつけましょう。

 

何事も自由な発想で、ひとつよろしく。(自戒も込めて書きました)